2023年08月18日

渡部教授が高文連の全道英語弁論大会・審査委員長を委嘱されました

 国際教養学科の渡部教授が、歴史と伝統ある高文連(北海道高等学校文化連盟)の全道高等学校英語弁論大会(スピーチの部)の審査委員長を委嘱されました。渡部教授は室蘭栄高校1年生の時に、英語担当の高橋典之教諭の指導を受けこの大会で1位を獲得し、梅津奨学財団(当時)の支援でオーストラリアに研修派遣されたことがあり、この「奇遇」に本人は驚きを隠せない様子です。

 

 渡部教授は「私が後にイギリスの大学院に進学し、ドイツの研究機関に勤めることになった、人生の大きなきっかけであり転換点の1つがこの英語弁論大会です。30年の時を超えて、まさか自分が審査委員長を務めることになるとは夢にも思いませんでした。当時の審査委員でその後の人生でも大変お世話になった、北大名誉教授のWilliam John Jones先生や、これまで委員長だった釣先生の後継は、とても身が引き締まる思いですが、英語だけでなく国際政治経済学や国際関係論といった社会科学が専門の私への委嘱は、グローバル化し複雑化する時代の1つの要請と受け止め、故郷の北海道に恩返しするつもりで微力を尽くしたい」と委嘱受諾への決意を語りました。

 

 国際学部では、渡部教授のイニシアチブで「コロナ禍でも学びを止めない!」をポリシーに2度にわたる学部主催の英語スピーチコンテストを実施し、札幌近郊や遠くは帯広や東京からも発表の機会を求めて多くの高校生が参加してくれました。国際学部は、これからも地域の高校生の皆さんのグローバル化に対応した様々な学びや探究を応援していきます。

写真:国際教養学科3年の「国際政治経済学」のホワイトボードは、さながらイギリスの大学院のよう。

写真:昨年、安倍元首相の事件を受けて急遽放送が決定した、参院選特番で解説する渡部教授。

 

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