2022年03月14日

学生の投書、北海道新聞に続々掲載!(6)今年度最終回

国際教養学科では、現代における教養を「世界や地域で考え、行動できる知性」と定義し、国際感覚や語学力はもちろん、日本語の表現能力を磨く授業にも、力を入れています。

そんな授業の一つ、「日本語表現技法Ⅰ、Ⅱ」では、「話すこと」、「聞くこと」、「書くこと」の力を身につけるべく、新入生たちを指導しています。中でも「日本語表現技法Ⅱ」では、本学科所属教員の著書、『「型」で身につける文章作成技術』(矢部玲子著 大学図書出版)を教科書に用いて、様々な「型」の文章を作成する技術の習得を目指しています。

その一つ、「新聞読者投稿欄の型」では、学生たちに、実際に新聞に投書することを奨励し、毎年掲載されています。
今年も、北海道新聞に続々掲載されています。
学生たちの掲載投書紹介、今回は第6回目、本年度最終回です。

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題名 広がる人脈 関係深めたい
国際教養学科1年 岩尾 柊摩

入学から8カ月以上たち、大学生活にも慣れてきて、新しい友人たちだけでなく、教授や先輩、地域住民の方々と交流する機会も増えてきた。

自分が所属する学部・学科だけでなく、他学部の人たちとも交流することで、高校時代と比べ人脈が大きく広がった。さまざまな人たちと関わる機会をもらえたおかげで、コロナ禍で活動が制限されている中でも新たな出会いを通じて、自分の知らなかった世界を知ることができた。

一方で、多くの人達と交流することで、一人一人と向き合う時間が短くなってしまったような気もする。来春には後輩が入学してくる。コロナ禍が落ち着けば活動の幅も広がり、海外にいく機会ができるかもしれない。だが交流が広がっても、SNS を上手に利用すれば、出会った人達とコミュニケーションを取り続け、向き合う時間を増やすことができると思う。

新たな出会いを大切にしつつ、一人一人との関係性を大事にしていきたい。

※投書本文は、北海道新聞「読者の声」欄(2021年12月10日付)を御覧ください。

掲載方法に際しては、「株式会社 道新デジタルメディア」著作権御担当者に確認の上、許諾を得ました。
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来年度も。

矢部玲子『「型」で身につける文章作成技術』

https://bit.ly/3G2v1Mh

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