2025年08月29日
アウトドア・ツーリズム研修(1年前期)のご報告
たくさんの方のご協力をいただき、「アウトドア・ツーリズム研修(1年前期)」を行いました。
国際学部の「国際教養学科」と「国際コミュニケーション学科」では、夏季休業期間に集中的に行う「アウトドア・ツーリズム研修」という授業があります。この研修は、本学部の正課科目で、仕事体験やフィールドワークやグループワークでのアウトドア体験を通じて、学生や教員だけではなく、地域の皆様と交流し、たくさんのコミュニケーションをとることができる授業です。本研修で学内学外の方々とのコミュニケーションをとおし、地域社会や他者を理解し、共生していきていく力を身につけていくことを目的としています。
また、アウトドアスポーツは、競ったり争ったりするのではなく、自然と触れ合いながら思いっきり身体を動かし楽しむことを目的として行われることが多いです。そのため、運動が少し苦手であっても、インドア志向であっても、アウトドアガイドのきめ細やかな目配りや気配りなどの配慮をいただきながら、それぞれのペースにあわせて楽しめることができます。そのため、高校生から大学生になった多くの1年生に、この科目を通じてアウトドアにチャレンジし、自然と触れ合う楽しさを実感してもらうことも知ってもらう目的としています。さらには、事後研修として2日間、富良野地域の問題解決(夏に多くの学生に来てもらうために)のための提案を、プロジェクトチームで、マーケティングの手法である、SWOT分析や戦略立案方法のフレームワークを使って行います。
国際学部創設5年目の今年は、学外での「実施研修」を6日間(8/18-22:4泊5日富良野エリア、8/25:大学近郊エリア)行いました。
富良野エリア(4泊5日)の「実施研修」では、1日目に、本学と包括連携を提携している富良野市様、富良野商工会議所様、ふらの観光協会様のご協力をいただき開講式を行いました。学生は、初めて作成した個人の名刺でお世話になる方々と名刺交換をした後、それぞれが自己紹介を行いました。その後は、富良野の主要産業である農業をハイキングしながら学ぶため、畑で特産物のメロンやトマトなどの栽培方法を学ぶとともに、収穫などもさせていただきました。また、花を咲かせ実をならせるために必要となるミツバチについての学修は、蜜を収集する体験もさせていただきました。ハイキングをしながら農業を学ぶ時間となりました。夕方は、翌朝に予定していた熱気球が、天気や風などの状況からこの時間に変更となりました。そのため、急遽ガイド様にレクチャーを受け、熱気球をあげるための仕事体験や、実際に乗車させていただく経験もさせていただきました。
2日目、3日目は、富良野エリアの主要となるラフティングの仕事体験(ライフジャケットや靴を洗いラフティングボードを準備するまでの過程や、実際にガイドとなって緩やかなボードをガイドする体験など)をさせていただきました。また、ラフティングの雨天時等の代替プログラム(ジャム、アイスづくり)や、実際に行っているラフティングの体験もさせていただきました。3日の夕方には振り返りとして、お世話になった体験業者の社長様からアウトドア体験会社の経営の考え方についてのレクチャーや、ガイドの皆様との交流などを行わせていただきました。4日目は、南富良野町にて、サイクリング体験(道の駅~かなやま湖畔まで)とカヌー体験を行いました。また、午後からは南富良野観光協会様や南富良野町様にガイドをいただき、金山ダムや旧北落合小学校などの見学なども含む、フィールドワークをさせていただきました。これを受け5日目は、南富良野高校で行われていた「人材交流プログラム」にも参加をさせていただき、地域の方や中学生、高校、参加していた他大学の学生などとの協働のグループワークなども経験させていただきました。
土日を挟み、翌週月曜日の6日目は、大学から車で20分にあるキャンプ場にて、アウトドアの基礎となる火おこしやテント設営について学ぶ学修を行いました。実施研修には、担当教員のほかに、複数の教員が引率し、指導や管理だけではなく、学生と一緒にアウトドア体験を行うことで、学生との距離を縮める時間となりました。
7日目の学内事後研修では、最終日の8日目に富良野エリアの皆様に行うプレゼンテーション準備を行いました。前期の授業でおこなったマーケティング手法を使った分析や提案方法をさらに強化するため、午前中は、卒業生OB,在学大学院生、本学と包括連携を結ぶ旅行会社と地域FM局の社長にご参加いただき、学生がエリアの強みを最低30個以上書き出すためのサポートや、チームビルディングやプロモーションなど専門分野の講義もいただきました。午後からは、3-4名のプロジェクトチームにわかれ、6日間の実施研修や午前の事後研修で行ったことを踏まえ、グループワークを中心としたプレゼンテーション準備をおこないました。どのチームも、大学の教室が閉まる最後の時間まで取り組み、翌日最終日のプレゼンテーションに臨みました。富良野市様、富良野商工会議所様、ふらの観光協会様へのオンラインでのプレゼンテーションを経て、振り返り、最終レポートなどの作業を終え、全7日間を終了しました。
今年度も、本学との包括連携先はじめ、たくさんの地域の皆様にご協力をいただきながら、無事終えることができました。ご協力をいただいた皆様、有難うございました。
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