2023年12月11日

渡部教授、北野たけし監督が業界改革を訴える海外紙の記事でコメントいたしました

国際教養学科の渡部教授が、事件が続く日本の芸能界やメディアの諸問題に対して、映画監督の北野たけし氏が業界の改革を訴える海外紙の記事にコメントいたしました。

 

教授のコメントが掲載されたのは、香港の英字新聞 South China Morning Postの12月3日のweb版、This Week Asia / Peopleの Japan’s scandal-tainted entertainment industry still has its ‘dark sides’, veteran actor-director Takeshi Kitano saysと題する記事です。

 

この記事の中で北野監督は自ら目撃してきた芸能界の裏側について「かつて、日本の芸能界では人間が奴隷と言わないまでも、お金儲けのモノとして扱われており、このことはまだ日本のエンターテイメント産業の文化として残っている。近年改善の傾向を見せているものの、私はこの過酷な環境はまだ厳然として残っており、この闇を取り払う努力が必要だ。」と訴えました。

 

渡部教授は「今年起きた様々な衝撃的な出来事が、最終的には改革の起点となるのではないか」との見通しを示し、その理由として「日本のやりたい放題で自らのルールに従って動く社会階層が強いる労働環境が過酷なだけでなく、虐待に満ちていることを全国民が知ることとなった」ことを挙げ、「私たちがついに舞台裏の全てを目撃した2023年は、日本社会の大きな変化にとって記念すべき年になるかもしれない」と述べました。

 

記事の原文(英語)は以下のリンク先のサイトでご覧いただけます。

https://www.scmp.com/week-asia/people/article/3243550/japans-scandal-tainted-entertainment-industry-still-has-its-dark-sides-veteran-actor-director

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