1.本学の留学の種類
本学では、学則20条に基づき留学する場合は「北海道文教大学学生の留学に関する規則」によりあらかじめ「留学願」を国際交流室に提出し、教授会の承認及び学長の許可を得て、留学が認められると単位の認定及び在学期間に算入されます。また、学則28条の2の規定により休学期間中の留学又は海外語学研修(以下「留学等」という。)であっても「北海道文教大学学生の留学に関する規則」に基づき手続きを行った場合は単位が認定されます。
留学等には次の種類があります。
1)交流協定に基づく交換留学
本学では海外の22大学と交流協定を結び留学生の交換を行っています。派遣学生は本学の授業料を納入することになりますが、派遣先の授業料は免除され、派遣先大学によっては寮費及び食事が提供される場合もあります。
交換留学の募集に関しては学内掲示板により説明会の開催をお知らせします。説明会は5月及び11月の年2回を予定しています。
2)私費留学
本学及び留学先の授業料を納入することになります。単位の認定及び在学期間は算入されます。
3)休学期間中の海外留学
休学期間中に外国の大学等で留学等をした場合でも単位の認定を行います。
4)海外語学研修
夏季等の休業期間中を利用して1か月程度の短期語学研修のプログラムを用意しています。
語学研修の募集に関しては学内掲示板により説明会の開催をお知らせします。説明会は5月及び10月の年2回を予定しています。
2.渡航までに必要な手続き
留学中は、すべての言動を個人の責任において対処しなければなりません。留学の種類によっては、大学もサポートしますが、基本的には留学までの準備を全て自分自身の責任で行うようにしてください。
1)入学願書
交換留学の場合は、願書、出願等について国際交流室が手続きを行います。私費留学の場合は、必要な願書及びそれに付随する書類は各自で取り寄せ、申し込みを行ってください。
2)留学ビザ(査証)の取得
留学先から入学を許可する文書類が届き次第、当該国の大使館、領事館等へ各自でビザの申請をします。1セメスターまたは1年にわたり勉学を目的として渡航する場合は、日本で予め留学ビザ(査証)を取得する必要があります。渡航国によって申請方法、必要書類が異なりますので、留学先が決定し、入学を許可する文書類が届いたら、各自でまず、大使館・領事館のホームページや電話などで最新の情報を確認してください。
3)パスポート
パスポートの申請は各自で行ってください。
4)航空券
航空券は基本的に各自で予約・手配を行ってください。
3.本学での留学手続き
留学先で修得した単位を本学の単位に互換を希望する学生は、所属する学科の国際交流委員及び教務委員と充分に相談し、学科長に承認を受けた後で、国際交流室に「留学願」を提出して、学長の許可を受けてください。手続きをしないで留学すると留学で修得した単位及び在学期間等が全て無効となることもありますので注意してください。また、休学して海外に留学する場合も同様の手続きを取ると共に「休学願」も必ず国際交流室に提出してください。
4.本学の海外留学奨学金
北海道文教大学海外留学奨励金
本学では在籍する学生の海外留学費用を助成する目的で留学奨励金制度を設置しています。この奨励金は受給要件を満たす場合、本学の許可を得た「セメスター留学等」には10万円、本学が指定する「短期海外研修等」のうち、短期留学には50万円又は40万円、語学研修には40万円、30万円又は20万円を当該年度の予算の範囲内で助成します(要件は北海道文教大学海外留学奨励金規程参照)。北海道文教大学海外留学奨励金規程に基づく助成を希望する学生は留学願が承認後に直ちに国際交流室に海外留学奨励金助成願を提出してください。ただし、派遣先大学の授業料が免除となる交換留学による派遣留学については留学奨励金助成の対象にはなりません。
5.留学中の遵守事項
- 海外に3か月以上の滞在を予定している方は外務省へ「在留届」、3か月未満の滞在を予定している方は「たびレジ」に登録してください。
在留届・たびレジページ:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ - 留学中は健康に充分留意して充実した留学生活を送ってください。
- 留学先に到着後、速やかに連絡先(住所・電話番号・Eメールアドレス)を国際交流室に連絡してください。連絡先を変更した場合も必ず連絡してください。
- 事故に遭遇した場合、速やかに国際交流室に連絡してください。
- 留学中に小旅行などで宿舎、アパート等を暫く留守にする場合は、日本にいる家族にも連絡を必ずしてください。
- 留学中に留学計画の変更を余儀なくされた場合は、速やかに国際交流室に連絡し、許可を得なければなりません。
6.帰国後の単位認定のために
単位認定に必要な資料を必ず持ち帰ってください。単位認定を希望する科目については審査に必要となる資料を充分に用意し、持ち帰らなければなりません。認定申請時には主に次のものが必要となります。
- 成績証明書:発行手続きは、日本に帰国する前に必ず現地で行なってください。
成績証明書が発行されない場合は、担当指導教員等に評価に関する証明を書いてもらうようにしてください。 - 講義要項/コースガイドなど
- 大学要項:学期日数・週コマ数・時間数などを説明したものが必要になります。
7.留学終了後の手続きについて
留学が終了した学生は、帰国後1か月以内に「留学報告書」を国際交流室に提出してください。