北海道文教大学

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お知らせ – 北海道文教大学

地域コミュニティーを支える産官学連携 ~“食”をキーワードとして~

2018年12月19日

 北海道文教大学を会場に、12月8日(土)に厚生労働省老人保健健康増進等事業の一環として産官学マッチングイベント(主催:地域包括マッチング事業委員会、協力:北海道文教大学、北海道厚生局)を開催しました。

 本学の渡部俊弘学長をはじめとし、恵庭市の原田裕市長、㈱セコマの丸谷智保社長、北海道ヘルスケア産業振興協議会の徳田禎久会長により“食”をキーワードとした地域連携について意見交換を行いました。


講演の様子です。

イベントの前半となる第一部は、
日本地域創生学会の木村俊昭会長による基調講演から始まりました。「地域創生『ひと育て』『まち育て』の実践」をテーマに、実際に地方創生に成功しているまちの話や、自らまちの飲食店を全て歩き回った話など、巧みな話術にはとても惹きつけられました。「消耗型リーダーではなく、増幅型リーダー」、「人材ではなく“人財”を育てる」という地方創生を行う上で必要となる考え方を解説していただきました。

 続いては、京滋摂食・嚥下を考える会代表の荒金英樹先生による特別講演の様子です。
 荒金先生は、「食の支援からの京のまちづくり」をテーマに、外科医師という立場から医療連携の実体験を「食支援システム」と「食のバリアフリー」の2つの視点に分けてお話しいただきました。その連携の中で、行政と医療機関の手続きに様々な困難があったことや、その困難をどのようにクリアしたかなど、イラストを随所に折り込んだパワーポイントを使用し、解りやすく解説していただき非常に興味深い講演でした。

 第1部の基調講演と特別講演の次は、第2部のパネルディスカッションへ、まずはパネラーによる10分間のプレゼンテーションが行われました。
 本学の渡部学長からは、各学部・学科での地域との取り組み実績や、今後さらに地域貢献をしていきたいことを、また大学であり研究機関でもある北海道文教大学の「知的・人的財産」を地域の住民や企業に生かし、共に地方創生、地域の活性化を図っていきたいことを発表しました。

本学の健康栄養学科2年生の秋吉涼太君も学生が考える「地域貢献」について素晴らしい発表を行ってくれました。

地元企業の北ガスジェネックス㈱と共同し、100%ブレンド米の開発をした自らの経験を振り返り、“モノづくり”から“コトづくり”へ繋げていくことの大切さを発表してくれました。

 最後は、一般社団法人北海道総合研究調査会の五十嵐智嘉子理事長司会の下、4名でディスカッションを行いました。
(パネリスト:北海道文教大学渡部学長、恵庭市原田市長、㈱セコマ丸谷社長、北海道ヘルスケア産業振興協議会徳田会長)
 丸谷社長は㈱セコマ商品の販売データを提示し、「食」に係る道民の傾向を「高齢マーケット」と称した上で、現在では若者がこのマーケットに参入してきていると指摘しました。民間企業ならではの経営戦略には、顧客である私達も思わず感心しました。

 北海道厚生局、㈱ニッセイ基礎研究所の皆様にご協力いただき、無事イベントを終えることができましたことを報告します。
 ご協力いただいた皆様、またご来場頂いた方々にはこの場を借りて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。