2009年03月04日
恵庭市保健センター講演「見逃していませんか?『うつ』 〜あなたと家族のうつ予防〜」
平成21年2月24日、恵庭市保健センターにおいて、恵庭市保健センターと千歳保健所の共催で「心の健康づくり講演会」がおこなわれました。

作業療法学科池田官司教授が「見逃していませんか?『うつ』 〜あなたと家族のうつ予防〜」のテーマで講演しました。恵庭市民を中心として100名以上の参加がありうつ病に対する興味と関心の高まりが感じられました。
近年、現代型うつ病、ディスチミア親和型うつ病など、従来の古典的なうつ病概念ではとらえきれないうつ病像の多様化が指摘されています。これらの新しいうつ病像に対しては、慢性期からの回復にリハビリテーションが大きな役割を果たすと考えられます。

今後、うつ病のデイケアや職場復帰プログラムなどのうつ病に対するリハビリテーションの場面において、作業療法士が活躍する場面がどんどん増えるのではないでしょうか。
これまではうつ病の治療は休養と薬物療法が主でした。一昔前なら作業療法士がうつ病の治療に参加するなど、ほとんど考えられなかったといってよいでしょう。治療の進歩と患者さんの意識の高まりによって、作業療法士に対する新しい需要が生まれてきそうです。それに対応できるよう、新しい作業療法技術の開発や工夫も必要です。
今回の講演はそこまでは踏み込まず、うつ病の基本と自殺予防に関することが主でしたが、作業療法の新しい可能性について考えさせられました。


