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トピックス – 国際言語学科 – 北海道文教大学

「多文化共生と英語教育」を考えていきたい(北海道教員採用試験2次試験(英語)合格:山上さん)

2019年11月14日

今回は、「北海道教員採用試験2次試験」に合格した本学科4年生の山上さんに、その抱負を語ってもらいました。

本学科からは今回、2次試験を受験した3名全員が合格しています。

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 このたび私は、北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査(高等学校・英語)と北海道大学大学院に共に合格することができました。私のことを応援してくださった皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。春からは北海道大学大学院に進学します。大学院卒業後に文部科学省が定めている「大学院在学者・進学者に対する特例」により、北海道の公立高校で英語教員として働く予定です。

 国際言語学科の授業で得た知識、および在学中にカナダで留学した経験を通じて、自身が日本の教育、とりわけ英語教育をもっと良い方向に変えていくピースになりたいと思い、教員採用試験に合格したいという気持ちで毎日勉学に励んでいました。さらに学びを継続的に深めていく中で、もっと勉強がしたい! 英語教育に関して研究したい! という気持ちが強くなり、大学院受験も同時に受けることを決心したというのが受験までの背景です。

 大学では主に応用言語学に関して学びを深めてきました。その学びと並行して、外国人への日本語指導や、その他の多くの知見を得るために、北海道内外問わず多種多様な学会に参加してきました。そしてそこで私なりに疑問を持ったことがありました。文科省の調査によると、日本語指導が必要な外国人生徒・児童は日本国内に40,485人在住しているという調査結果が発表されています。私はこのような状況にもかかわらず、いまだに日本社会の中ではモノリンガルが規範であると感じています。しかし日本において多文化共生社会はすでに始まっており、今後も加速度的に進んでいくと思います。だからこそ、日本のEFL(English as a Foreign Language)教室の中での英語の指導方法も今のままでは限界がきてしまうのではないかと思っています。そのような背景と、私が今まで受けてきた授業の経験から、大学院では英語学習者の「動機づけ」にフォーカスした研究を行っていきたいと考えています。その2年間の学びを自分の力とし、目まぐるしく変化していく学校教育の現場の中で活躍することができるような教員になりたいと強く思っています!

 周りの手厚いサポートがあったからこそ、私はこのスタートラインに立つことができたと思います。国際言語学科で行われている多彩な授業を通して、自分なりに学びを深める通過点である「疑問」を持っている学生は他にもたくさんいると思います。私自身、卒業まで残りわずかな期間となってきましたが、特に教職課程を履修している後輩たちとはもっとたくさん意見を交換して縦のつながりを大事にしたいと思うと同時に、自分の経験を伝えていき、微力でも力になれれば嬉しいと思っています。