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- (健康栄養学科の片村先生に書いていただいた私の似顔絵です)
荒井眞一 先生(教育原理論、教育課程概論などを担当)
千里の道も一歩から ―教員免許状の取得は4年がかりの大仕事です―
大学院生のころには、人々の暮らしの変化をとらえることを中心とした歴史教育の授業づくりをねらいとした内容研究を日々行っておりました。 この研究を行うに当たり私は、江戸時代の経済発展のありようを明らかにすることをめざし、 この発展過程に対応するしょうゆ醸造業の展開過程を明らかにすることを試みました。 その頃、北海道大学の副学長をされていた逸見勝亮先生(当時は教育学部長)が “研究者は自分の研究領域に関することは何でも知っていなければならない” とおっしゃっていたことが頭に強く残っていた私は、何をとち狂ったか?しょうゆにかかわる歴史を調べまくりました。 おかげさまで、ある時期には「日本一しょうゆに詳しい素人」と呼ばれていました(教育学者としては恥ずかしい話です)。
若干方向性の微妙な研究ではありましたが、しょうゆや経済史についていろいろな文献を読んだり実際に現地に赴いて調べたりという勉強の繰り返しの日々は、 この上なく楽しいものでした。しょうゆの5大産地に赴いて江戸時代の大量生産を支えた道具の数々の実物を目にしたり、 野田(キッコーマン本社の所在地)から江戸までの河川水路をすべて歩いて確認したり、 江戸時代の『和漢三才図会』という文献の記述に従ってしょうゆを自家醸造しました(今も家にあります)。 本学講義の教育原理論で取り上げるアダム・スミスの『道徳感情論』は、この頃の勉強のおこぼれです。
学生の皆さんには、勉強することの楽しさを、講義やゼミなどを通してお伝えしたいなと常に思っております。 なかなか出会えないのかもしれませんが、勉強を通してしか得られない楽しさというのは、間違いなく存在します。 自分もその体験者です。幸いなことに、わが国際言語学科には、 私など以上に学問の深淵を究められた先生方が数多く存在すると(研究者ゆえの第六感で)感じております。 大学での勉強は、学科ごとに様々な種類はありますが、高校生までに経験したものとは質の異なるものです。 その質の違いの一番奥の方に、学問の深淵という楽しさがちらちら光っているのかなあ、と私はイメージしています。
千葉県野田市にあるキッコーマン本社工場です。東武野田線という、 もともとはしょうゆの運搬のためにつくられた路線の「野田市駅」を降りてすぐの場所です。 写真の巨大タンクは、小麦や大豆といった原料を貯蔵するタンクと思われます。
研究を始める前には、ドライブを趣味としていました。北海道中をめぐりながら、景勝地を訪ねたり温泉に入ったりしていました。 北海道内の国道や道道はほぼすべて走りました。写真の場所は、道東の能取湖沿いで秋口だけにみられるサンゴ草の群生地です。
研究を始めるようになってから、必要に迫られて少しずつパソコンのことを覚えました。 今ではそれなりの“オタク”になっています。 本学に来てからは、国際言語学科の曽我先生を師匠として仰ぎながら、裏の研究テーマとしていろいろトライしています。 写真は、本学のアナログテレビにiPod!クラシックをS端子接続してパワーポイントを映し出したものです。 最近、曽我先生を中心に、パソコンの有効活用について意見交換ができるような愛好会的なものが作れないかと画策中です。
教職課程の講義の中では、将来教壇に立つことを想定した活動をいくつか行っています。 教育実習間近の4年生には、実習校での研究授業を想定した模擬授業を行ってもらいます。 写真の授業者は、英語コミュニケーション学科卒業生の小幡愛美(おばた めぐみ)さんです。





