北海道文教大学

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大学院 リハビリテーション科学研究科
リハビリテーション科学専攻(修士課程)

学習内容

科目
区分
授業科目の名称 講義等の内容



 リハビリテーション科学特論 概要:リハビリテーション医療の中核をなす理学療法や作業療法においては近年EBM(evidence based medicine)が強く求められている。 このためリハビリテーション医療分野における基礎医学である生理学分野、臨床応用分野及び健康増進分野の最新動向を学習し、リハビリテーション医療や福祉分野における高度専門職業人としての必須の知識と研究方法を理解する。(オムニバス方式/全15回)
身体機能解析学特論 概要:ヒトの運動及び身体機能の解析について、工学的、運動学的な手法を学び、それぞれの特徴を捉える。さらに四肢及び体幹の運動や姿勢制御を含めた身体機能について理解を深め、正常と異常の差異を明らかにする。得られた知見からリハビリテーション領域における臨床応用の基礎を構築する。(オムニバス方式/全15回)
生活支援学特論 概要:障害当事者の生活において、「職業」はリカバリーにかかわる重要な作業である。本特論では、障害当事者に対する生活支援について職業リハビリテーションの側面から学ぶ。特に、近年注目される精神障害、発達障害等の多様な特性を持つ障害当事者の職業リハビリテーションの現状を理解し、課題について考察する。
公衆衛生学特論 概要:公衆衛生学は健康にとって有害な社会環境要因、ライフスタイルを変化させることにより、人々の健康と生活の質を向上させ疾病を予防することを大きな目標としている。従って、本講義では広く人の健康に関わる社会環境要因の役割と健康や疾病関係について学ぶとともに、国や地域など集団レベルにおける健康上の課題把握と健康障害の予防、健康増進のために必要な知識と考え方、方法論について学習する。特に人々の健康づくりにおいて身体活動・運動が果たす役割とその意義について学び、運動疫学の観点から問題解決の提案を行う。
身体機能解析学演習 概要:身体機能解析学特論で学んだ知識を基に、工学的、運動学的な解析手法を実際に行い、それぞれの特徴を捉える。さらに任意の課題動作において健常人に対する解析や文献的考察を行い、正常な動作と障害された動作の差異について考察する。(オムニバス方式/全15回)
プレゼンテーション技法 概要:自己の研究について専門外の人にも判るよう、写真、図、表等を用いて視覚的効果のあるプレゼンテーション方法を学修する。また、日本語及び英語によるプレゼンテーションについても経験する。
保健福祉政策論 概要:わが国の保健福祉政策は、高齢者人口の急増による年金・福祉・医療・介護等の需要が増大する中、今後どのようなサービスを維持するかが大きな課題となっている。この授業では、わが国の社会保障制度改革の方向性や、諸外国の医療・福祉事情、そしてわが国で今後予定されている「地域包括ケアシステム」と、地域リハビリテーションに課題等について理解を深める。(オムニバス方式/全15回)
医療統計学特論 概要:研究で得られた事象に対してある判断を下すときには、統計学の理論を用いた普遍的な判断基準が必要不可欠である。本講義では統計学の主要概念、基礎理論、医療系科学領域の研究に用いられる統計解析方法について学習する。また、研究課題に適した統計解析方法を選択し、統計解析ソフトを駆使して分析し、結果を正しく解釈する方法を学習する。
リハビリテーション管理学特論 概要:患者に安全・安心な医療を提供するには、経営の合理性と臨床的な合理性の両立が必要である。このため昨今、医療現場における経営の視点が重要視され、職種に関わらず医療に携わる者は、それぞれの立場で現場の運営を効率的かつ円滑に遂行することが求められている。また、医療の質向上には臨床研究が不可欠であり、研究倫理に関する基本的理解が重要である。そこで効率的な組織運営に不可欠なマネージメントの視点により、医療の質を高めるにはどうしたら良いか、個と集団の関わり、患者中心のチーム医療の重要性、研究者に求められる基本的研究倫理教育等について学ぶ。
研究倫理特論 概要:人を対象とする研究において、研究対象者(被験者)への適切な配慮ができることが不可欠である。また、昨今、研究不正行為が次々と明らかになり、研究者の社会的信用が危機に瀕している。このような状況の中、すべての研究に従事する者は、研究倫理を身に付けることが社会的に求められている。この授業では、人を対象とするリハビリテーション部門の研究に必要な研究倫理について学修する。



生理学分野 病態生理学特論 概要:リハビリテーション医学と関連の深い関節をはじめとする運動器やそれを支配する脊髄・末梢神経系及び心循環器系や呼吸器系について、それぞれを構成する細胞・組織の発生からその形態的・機能的特徴について、分子・細胞レベルから組織・臓器レベルまでを学び、各臓器への基礎医学的な理解を深め、それぞれの臓器での各種疾患の病因や病態生理を学習する。さらに機能回復に向けた治療の現状や再生について基礎医学的観点から学習する。
病態生理学特論演習 概要:疾患の病態を解明するための研究手法について、遺伝子・細胞・組織・臓器・疾患モデル動物による個体レベルに至るまで幅広く学習し、それぞれの研究手法の目的や理論を学ぶとともに、実際の実験技術を学ぶ。
神経生理学特論 概要:脳をはじめとする神経細胞による情報伝達・情報処理機構とその生理機構について、分子・細胞レベルから組織・臓器・個体レベルに至るまで幅広く理解し、リハビリテーションによる神経機能回復について神経科学的観点から学修する。
神経生理学特論演習 概要:脳をはじめとする神経細胞による情報伝達・情報処理機構とその生理機能を解明する研究手法について、分子・細胞レベルから組織・臓器・個体レベルに至るまで幅広く学習し、その実験技術を修得する。
臨床応用分野 運動器障害学特論 概要:運動器障害に対するリハビリテーション治療の臨床・研究の現状を理解し、今後の課題について学修する。 関節、骨周辺組織の特性及び外傷の治癒課程について理解する。 骨運動と関節運動の正常、異常について理解する。関節の骨受容覚及び痛覚のメカニズムについて理解する。
運動器障害学特論演習 概要:運動器障害治療の基礎科学、評価・治療の基本概念と,それを実践するための実践的手技(manual therapy)を修得する。運動器疾患に対する基本的な臨床推論と、臨床判断の理論的背景を学修する。運動器疾患に対する研究論文を系統的に分析し、治療における科学性について学修する。(オムニバス方式/全15回)
神経障害学特論 概要:神経疾患は、脳卒中、認知症など患者数が多く、従ってリハビリテーションにおいても疾患の理解が重要であることは当然である。しかしながら神経難病といわれるように、治らないという先入観があるのも事実で、最新の治療学が臨床の現場で必ずしも正しく理解されているとはいえない。そこで、近年の研究成果を踏まえ、診断、治療法に結び付く多くの知見について学び、薬物治療とともにリハビリテーションの位置づけがますます重要になっている理学療法・作業療法の現場で実践できるような知識を深める。(オムニバス方式/全15回)
神経障害学特論演習 概要:神経疾患のなかでもとくに患者数が多く、かつ症例ごとに障害の内容が多彩である脳卒中を中心にとりあげ、病態生理、障害の評価と運動解析、さらに機能回復に関連するメカニズムについて学ぶ。リハビリテーション分野(理学療法・作業療法)の専門家で構成するオムニバス方式とする。(オムニバス方式/全15回)
高齢者リハビリテーション学特論 概要:「年齢を重ねること」の意味を医学的・心理学的・社会学的側面から考察し、高齢者の生活機能の維持・改善を支援する活動について理解を深めさせる。高齢者の身体機能・日常生活活動に関し、多面的に評価、分析、批評ができるよう、高齢者のニーズの評価・分析の方法、高齢者の身体機能・日常生活活動に関した多面的に評価、分析、高齢者のニーズの評価・分析、高齢者の社会的ネットワークの評価、分析等について概説する。
高齢者リハビリテーション学特論演習 概要:高齢者の加齢変化に関する国内・外の文献の講読を通して以下の研究方法を学ぶ。
・高齢者の知能の変化に関する研究論文を分析する。
・認知症高齢者を取り巻く社会的環境に関する文献講読を通して研究方法を修得する。
・高齢者のメンタルヘルスに関する研究論文を分析する。
健康増進分野 ヘルスプロモーション学特論 概要:① ヘルスプロモーションの意義と歴史について、世界、日本、地域の視点から学ぶ。
② ヘルスプロモーションの捉え方を学び、ヘルスプロモーションの現状の問題点と今後の対応方法を学ぶ。
③ 学生自身がヘルスプロモーションに関連するテーマを考え、それを探求する。
ヘルスプロモーション学特論演習 概要:① ヘルスプロモーションに関する国外・国内の文献を分析し、現状と問題点を把握し、その対策を検討する。
② 学習した知識に基づいて実際にヘルスプロモーション活動を模擬的に計画する。
③ ヘルスプロモーションに関連する研究テーマを考え、自ら調べて発表する。
メンタルヘルス学特論 概要:メンタルヘルスの保持増進・改善の方策を対象者の健康支援に役立てることができるようになるために、メンタルヘルスの基礎を知り、個人・集団への介入法についてその理論的背景・技法・効果判定法などを考究することを目的とする。
メンタルヘルス学特論演習 概要:身体的・心理的・社会的なストレスは、メンタルヘルスに様々な不調を引き起こす。そのような不調を和らげるために、効果的な介入について考究することを目的とする。文献抄読などを通して、先行研究の問題点と課題を考察・討論し、具体的な実践や研究に利用できる基礎能力を養成する。(オムニバス方式/全15回)



リハビリテーション科学特別研究(修士論文) 概要:リハビリテーション科学専攻領域の講義科目・演習を踏まえ、理学療法及び作業療法における実践・研究・教育を発展させる研究課題を決定し、その課題に適した研究方法を探求し、実践して論文を作成する。