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講座名 「健康と医療 長寿を全うするめに」 - イベント・公開講座等 – 北海道文教大学

講座名 「健康と医療 長寿を全うするめに」

2016年07月25日

※本年度の講座は全て終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

演題:睡眠と健康 ~健やかな眠りのために~

<講師> 作業療法学科 池田 官司(いけだ ひろし)

<日時> 8/24(水)13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

皆さんは毎日何時間くらい寝ているでしょうか? 私たちは、人生の3分の1近くを眠っているのです。この講座では、睡眠と健康について考えてみたいと思います。一晩の睡眠はどんなふうになっているのか。レム睡眠とはどんな睡眠か。何時間くらい眠るのが健康的か。眠たくなるのはどうしてか。不眠症にはどのような原因があるか。眠りすぎる、眠る時間帯がずれる、眠りの間に普通でないことがみられる、などの睡眠障害について。睡眠剤の種類・使い方・やめ方について。健やかに眠るためにはどのようなことに気をつければよいか。これらのことをわかりやすくお話したいと思います。

池田 官司(いけだ ひろし)

池田 官司(いけだ ひろし)

北海道文教大学人間科学部作業療法学科 教授
1985年札幌医科大学医学部卒。1989年同大学大学院医学研究科博士課程修了。精神科医としての臨床経験を積みながら、主に精神薬理学の研究にも従事。1993年から米国コロラド大学医学部薬理学教室に留学。1999年より札幌医科大学医学部神経精神医学講座講師。2001年より札幌医科大学附属病院神経精神科病棟医長。2003年より札幌医科大学附属病院GID(性同一性障害)クリニック神経精神科担当。2007年より現職。

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演題:あなたの骨、大丈夫ですか?

<講師> 理学療法学科 田邉 芳恵

<日時> 8/25(木) 13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

21世紀に入り日本は予想を上回る速さで高齢化が進んでいます。急速に進展した高齢社会を可能な限り活動的に過ごすため、医療は健康維持や障がい予防へと視点を移し、健康寿命を延伸させることが課題になっています。そのため高齢者の寝たきりを予防することが急務となります。この寝たきりの原因の一つとして骨折が挙げられますが、高齢者においては骨粗鬆症を基盤とする骨の脆さが大きく関わっています。本講座では、骨の役割、骨粗鬆症の病態と予防について概説し、予防につながる簡単な運動についてもご紹介します。丈夫な骨を維持し活動的で充実した日常生活を送っていただくためのヒントになる内容にしたいと思います。

田邉 芳恵

田邉 芳恵

1985年に北海道大学医療技術短期大学部理学療法学科を卒業し、整形外科の病院に15年勤務しました。その間、膝関節の整形外科疾患、特に変形性関節症やスポーツ外傷に対するリハビリテーションについて臨床や基礎研究を行なってきました。2000年から理学療法士および作業療法士の養成教育に従事しています。教員を続けながら2008年に北海道大学大学院医学研究科高次診断治療学専攻博士課程を修了し、博士(医学)を修得しました。2011年から北海道文教大学人間科学部理学療法学科に勤務し、2015年に理学療法学科長を拝命しました。北海道文教大学では運動器領域の講義や実習およびゼミを担当しています。

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演題:脳卒中・あらかると

<講師> 作業療法学科 石田 裕二(いしだゆうじ)

<日時> 8/26(金)10:40~12:10

<会場> 大講堂

<定員> 100名

脳卒中は代表的な生活習慣病の一つで、後遺症を残すことも少なくありません。(すべての病気にも言えますが)脳卒中を可能な限り予防し、不幸にして罹患したとしても、健康な生活が維持できるように生活能力を低下させないような工夫をしたいところです。本講演では、脳卒中の前兆や症状などをわかりやすく解説し、どのように予防すべきかを論じます。また、脳卒中によって起こる様々な障がいを克服させ,生活機能を向上させるため
に必要不可欠なリハビリテーションについても具体的にお話しいたします。この講演の内容が皆様の健康増進に有益であれば幸甚です。

石田 裕二(いしだゆうじ)

石田 裕二(いしだゆうじ)

北海道文教大学人間科学部 作業療法学科教授
1984年に北海道大学医療技術短期大学部作業療法学科を卒業後、小樽市、苫小牧市の病院に勤務し、
 特に脳卒中や神経疾患、発達障害児に対するリハビリテーションの理論・技術を学ぶ。1996年より作
業療法士養成校(専門学校)に勤務。2006年、信州大学工学系研究科博士後期課程を卒業し、博士(学
術)の学位を取得する。2010年、帝京平成大学健康メディカル学部作業療法学科教授に就任後、2014
年より現職。現在、公立はこだて未来大学との共同研究で、人工知能(AI)制御機構を備えた脳卒中
片麻痺患者用の手指機能治療・訓練装置の開発に携わっている。

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演題:がんに対する運動のお話

<講師> 理学療法学科 佐藤 明紀

<日時> 8/26(金)13:00~14:30

<会場> 631教室

<定員> 100名

現在、私たちの国では、2人に1人ががんを発症すると言われる時代になってきました。以前は、がんは治らない病気と言われておりましたが、現在は、手術・化学的、放射線治療法などの技術の進歩と検診技術の向上により、生存率も高まってきました。これに伴い、がんを罹患した方に対する日常の生活が少しでも充実するようにと目が向けられるようになり、2010年よりリハビリ分野でもがん患者さん対する活動の場が与えられるようになりました。
 今回は、日常生活や運動ががんの発症前から重要な役割を果たしていることをお話させていただきます。さらに、がんを発症してしまった方に対しても体を動かすことが、体と心にどのような良い変化をもたらすかをお伝えいたします。

佐藤 明紀

佐藤 明紀

平成12年 理学療法士免許取得
平成27年3月 札幌医科大学 大学院医学研究科 博士課程 終了 
平成28年4月 北海道文教大学 人間科学部理学療法学科 講師
指導科目:内部障害理学療法(特に、がんのリハビリテーション)

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演題:ジェネリック医薬品のそこが知りたい

<講師> 理学療法学科 草野 真暢(くさの まさのぶ)

<日時> 8/29(月)13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

調剤薬局の受付に処方箋を提出するといつも「ジェネリック医薬品を選べば薬代が安くなりますがどうしますか?」と聞かれているはずです。どうして毎回そのように確認されるのでしょうか。その時の薬剤師の説明はよくわかりましたか。わが国では、他の先進国に比べてジェネリック医薬品の普及が遅れており、医療費を抑制したい厚生労働省や政府はその使用を促進しています。そもそもジェネリック医薬品はどうして安いのでしょうか。効き目は同じなのでしょうか。安全なのでしょうか。ジェネリック医薬品については何を知り何に気をつけて選べば良いのでしょうか。この講座では、ジェネリック医薬品の使用の現状と今後の見通しについて説明したうえで、誰もが持っているこのような疑問にお答えします。

草野 真暢(くさの まさのぶ)

草野 真暢(くさの まさのぶ)

北海道文教大学 人間科学部 理学療法学科 教授、医学博士、外科医師
1990年北海道大学医学部卒業、恵佑会札幌病院、札幌医科大学、小樽協会病院などに勤務、2015年より現職
日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医、日本大腸肛門病学会専門医、日本がん治療認定医機構認定医・暫定教育医、マンモグラフィ検診読影認定医、ICD(インフェクションコントロールドクター)、BLSヘルスプロバイダー、診療情報管理士、日本ジェネリック医薬品学会会員

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演題:脳卒中~その時脳の中では何が起きているのか?

<講師> 理学療法学科 木村 一志

<日時> 8/30(火) 13:00~14:30

<会場> 631教室

<定員> 100名

脳梗塞、脳内出血やクモ膜下出血などの脳血管疾患(脳卒中)による死亡者数は年間11万人程度(平成27年)で日本国内の死亡原因の第4位を占めます。この数字は近年減少傾向にあるものの、脳卒中を発症した場合、一命をとりとめたとしても後遺症が残ることが多く、介護が必要となる原因の第一位になっています。脳卒中を発症した時、脳の中で何が起きているかご存知でしょうか?脳の基本的な成り立ちと機能をもとに、脳卒中になったその時、そして、その後脳の中で起きている現象を細胞レベルで概説し、その病態について考察します。また、同様に脳卒中の治療法や予防法についても考察します。

木村 一志

木村 一志

1994年東京工業大学理学部生体機構学科卒業、1996年奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士前期課程修了、1999年京都大学大学院医学研究科博士課程中退し、京都大学大学院医学研究科助手に就任。2001年博士号取得(医学博士)、2003年三重大学大学院医学系研究科助手、2005年講師、2010年准教授を経て、2013年より現職。専門は神経科学、細胞生物学、組織学。

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演題:われわれのゲノムに刷り込まれたウイルスの痕跡:レトロウイルスは生物の進化に寄与したか

<講師> 理学療法学科 池田 仁

<日時> 8/31(水)13:00~14:30

<会場> 631教室

<定員> 100名

一般にウイルスと言うとインフルエンザウイルスやノロウイルスなどヒトに病気を引き起こすウイルスを連想すると思います。しかし、近年の遺伝子工学の発達により、ヒトの遺伝子を構成するゲノムDNAの全貌が明らかとされると、ヒトゲノム約30億個のDNA塩基配列の中で、実際に蛋白の設計図として使われている遺伝子はその約1.5%に過ぎないことが明らかとされました。一方、約8-9%はレトロウイルス遺伝子に由来することや約34%はレトロウイルスに関連する可能性の高いDNA塩基配列であることなども明らかとなり、これら内在化したレトロウイルスが生物の進化に関与してきた可能性が指摘されています。この講座では、内在化したレトロウイルスが私たち生物の進化にどのように関わるかを考えます。

池田 仁

池田 仁

1980年金沢医科大学医学部を卒業、医師免許証を取得し、北海道大学医学部病理学第一講座へ入局、1985年医学博士を取得、同年英国へ王立癌研究基金研究所人類遺伝学部門研究員として留学、1988年に帰国、北海道大学医学部病理学第一講座研究生となり、1991年同講座助手、1997年に同講座講師、2000年には改組後の北海道大学大学院医学研究科病態解析学講座分子病理学分野の助教授、2004年に函館中央病院病理診断科科長、2014年北海道文教大学人間科学部理学療法学科教授に採用され現在に至る。専門は病理学
資格など:医師免許証、死体解剖資格認定証明書、日本病理学会病理専門医、同病理専門医研修指導医、日本臨床細胞学会細胞診専門医

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演題:認知症の知識と家族ケア

<講師> 看護学科 鹿内 あずさ

<日時> 9/1(木)13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

我が国は、超高齢社会を迎え、認知症の方が増えています。「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限りすみ慣れた地域で暮らし続けえることができる社会」の実現を目指して、認知症高齢者のための地域包括ケアシステムへの取り組みが始まっています。認知症の方へのケアがどのように行われると良いのか。急性期病院での取り組み、施設での取り組み、在宅でのケアへの取り組みに加えて、現場の看護職への教育的な関わりの経験を踏まえて、認知症の原因疾患や治療ケアの方法、そして、家族ができるケアについてお伝えします。

鹿内 あずさ

鹿内 あずさ

北海道文教大学人間科学部看護学科・教授
 青森県出身。弘前大学医療技術短期大学部看護学科・北海道医療大学看護福祉学部看護学科卒業。北海道医療大学看護福祉学研究科博士前期課程(地域看護学専攻)終了。修士(看護学)。専門は、在宅看護学、在宅ケア、訪問看護、継続看護。主な資格は、看護師、保健師、日本看護協会認定 地域看護専門看護師(2010年認定)。青森県弘前市、北海道士別地域、札幌市での訪問看護の経験をもとに認知症高齢者へのアクティビティの研究、看取りの意識の研究、遠隔看護の研究など、在宅看護の仲間と継続中。趣味は、山菜採りと素潜り。

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演題:健康法としての太極拳

<講師> 看護学科 佐藤 登代子

<日時> 9/2(金)10:40~12:10

<会場> 631教室/体育館

<定員> 100名

私たちが行っている太極拳は、呼吸法を中心にすえ、心の安定、バランスのよい動きを呼吸とともに行うことで内面が磨かれるという効果もあります。というのも、意識と動作を呼吸が結びつけ、伸びやかにしなやかにおこなうので気功とおなじ働きをもたらすのです。太極拳は動く禅とも言われ、バランス運動、健康法として優れています
当日は実技も行いますので動きやすい服装、上履き持参でお越しください。

佐藤 登代子

佐藤 登代子

精神看護学領域 教授
北海道北見赤十字高等看護学院卒、東洋大学Ⅱ部社会学部社会学科卒、東洋大学大学院社会研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。北見赤十字病院、東京都立世田谷リハビリテーションセンター(精神科)、東京都立中部総合精神保健福祉センターを経て教員となり、平成24年度より現職。研究分野は「精神障害者の回復プログラムとしての当事者研究」「アルコール依存症者の語りー女性とアルコール」「太極拳が心身に及ぼす影響」ほか。 
健康太極拳を14年ほど続けながら、呼吸法をも探求している。

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演題:脳の可塑性~脳に障害が起きた時、脳は失われた機能を取り戻せるのか

<講師> 理学療法学科 木村 一志

<日時> 9/2(金)13:00~14:30

<会場> 631教室

<定員> 100名

脳は経験や環境によりその構造と機能を改変することができます。このことを脳の可塑性と言い、後天的な脳の精緻化の仕組みとして、発達や記憶・学習などの基盤となっていることが知られています。何らかの疾患により脳機能(神経回路)の一部が傷害された時、脳の中で神経細胞は可塑的な変化を起こすことにより失われた機能を補おうとすることが知られています。リハビリテーションによりこの脳の可塑性は促進されることも証明されつつあります。脳の基本的な成り立ちと機能をもとに、中枢神経疾患において神経細胞がどのようにその可塑性を発揮するのかを概説し、リハビリテーションによる中枢神経系機能の再建・獲得の可能性を考察していきます。

木村 一志

木村 一志

1994年東京工業大学理学部生体機構学科卒業、1996年奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士前期課程修了、1999年京都大学大学院医学研究科博士課程中退し、京都大学大学院医学研究科助手に就任。2001年博士号取得(医学博士)、2003年三重大学大学院医学系研究科助手、2005年講師、2010年准教授を経て、2013年より現職。専門は神経科学、細胞生物学、組織学。

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演題:スポーツ障害(特に腰痛)に対するリハビリテーション

<講師> 作業療法学科 金子 翔拓(かねこ しょうた)

<日時> 9/5(月)10:40~12:10

<会場> 大講堂

<定員> 100名

近年, 若年者から高齢者まで幅広い年齢層にスポーツが楽しまれているが, スポーツをすることで健康を推進している反面, スポーツによる障害が増えていることも事実である. 本講演では, スポーツ障害だけではなく, 国民の多くが発症する腰痛に対するリハビリテーションについてお話させて頂きたいと思います.

金子 翔拓(かねこ しょうた)

金子 翔拓(かねこ しょうた)

2006年北海道千歳リハビリテーション学院卒業. 札幌東徳洲会病院作業療法士, 篠路整形外科事務長兼リハビリ室長として勤務. 日本作業療法士協会認定作業療法士取得(2011年). 腰痛体操で知られる国際マッケンジー協会認定セラピスト取得(2011年). 2012年より北海道文教大学人間科学部作業療法学科講師として現職. 篠路整形外科非常勤作業療法士. 2014年札幌医科大学大学院にて作業療法学博士取得.
専門は「運動器リハビリテーション, ハンドセラピィ(使いすぎ症候群に対する)」

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演題:医学とファッション

<講師> 看護学科 松本 真希(まつもと まき)

<日時> 9/6(火)10:40~12:10

<会場> 大講堂

<定員> 100名

美を競う華麗なファッション界と、禁欲的な病院の生活。一見すると対極的な二つの世界ですが、実はお互いに影響しあって進歩と変化を重ねてきたのです。本格的に医療が誕生した19世紀後半、ナイチンゲールが活躍した時代こそ、医学とファッションとの関係が深まった時でした。なぜ医師は白衣を着るようになったか、なぜ看護師はキャップをかぶるようになったか、なぜ入院患者はパジャマを着るようになったか、19世紀から20世紀にかけてのファッションの流れを医学の視点から眺めてみます。

松本 真希(まつもと まき)

松本 真希(まつもと まき)

北海道函館市出身。札幌医科大学医学部卒業後、医師および麻酔標榜医として、麻酔、救急医学、集中治療、ペインクリニックの臨床・研究・教育に従事した。1981~83年に米国イェール大学医学部研究生、1986年に「脊髄誘発電位への麻薬の影響」で医学博士(札幌医科大学)。著書に「呼吸理学療法の第1歩(南江堂)」、「救急医療~病態と治療のエッセンス(南江堂)」、「手術室の重要薬剤(メディカ出版)」など。2000年から、教育・宣伝用のイラスト製作(大日本住友製薬など)を手がけ、2009年より現職(北海道文教大学人間科学部看護学科教授)にある。

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演題:がんと遺伝

<講師> 理学療法学科 池田 仁

<日時> 9/7(水) 10:40~12:10

<会場> 大講堂

<定員> 100名

日本では30年ほど前よりがんが死亡原因の第1位を占めていることはご存知のことと思います。多くのがんは非遺伝性に発生していますが、以前からがんの発生頻度の高い家系があることも知られており、家族性腫瘍と言った表現が用いられてきました。その中でも近年遺伝によって発生するがんの存在が明らかとなり、遺伝性腫瘍と分類されています。2013年ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが遺伝性乳がんを予防する目的で、両側乳房の摘出を、さらに2015年両側卵巣の摘出も行ったことが報じられ、遺伝性のがんの存在が多くの人に知られるようになってきました。ここでは、どのような遺伝子がどんながんの遺伝にどのようにして関与しているかなど、がんと遺伝についてお話します。

池田 仁

池田 仁

1980年金沢医科大学医学部を卒業、医師免許証を取得し、北海道大学医学部病理学第一講座へ入局、1985年医学博士を取得、同年英国へ王立癌研究基金研究所人類遺伝学部門研究員として留学、1988年に帰国、北海道大学医学部病理学第一講座研究生となり、1991年同講座助手、1997年に同講座講師、2000年には改組後の北海道大学大学院医学研究科病態解析学講座分子病理学分野の助教授、2004年に函館中央病院病理診断科科長、2014年北海道文教大学人間科学部理学療法学科教授に採用され現在に至る。専門は病理学
資格など:医師免許証、死体解剖資格認定証明書、日本病理学会病理専門医、同病理専門医研修指導医、日本臨床細胞学会細胞診専門医

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演題:手の上の細菌たち~食中毒を防ぐために

<講師> 看護学科 松本 真希(まつもと まき)

<日時> 9/7(水) 13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

医学に関連した多くの書籍は、人間の視点から細菌を見ています。でも細菌も自然の中で懸命に生きようとする生物に変わりはありません。たとえば、腐った食物を食べると下痢と腹痛を起こします。菌が私たちの腸に悪さをするからでしょうか?でも菌の立場で考えると、せっかく人間の体内に入っても下痢で外へ排泄されてしまっては何にもならない筈です。私たちとの共存を望むとしたら菌にとって何がベストなのでしょう。細菌たちは、どうやって食べ物を得、どうやって子供を作るのか、そして彼らに社会性はあるのか、食中毒を効率よく防ぐ方法は何か、考えてみましょう。

松本 真希(まつもと まき)

松本 真希(まつもと まき)

北海道函館市出身。札幌医科大学医学部卒業後、医師および麻酔標榜医として、麻酔、救急医学、集中治療、ペインクリニックの臨床・研究・教育に従事した。1981~83年に米国イェール大学医学部研究生、1986年に「脊髄誘発電位への麻薬の影響」で医学博士(札幌医科大学)。著書に「呼吸理学療法の第1歩(南江堂)」、「救急医療~病態と治療のエッセンス(南江堂)」、「手術室の重要薬剤(メディカ出版)」など。2000年から、教育・宣伝用のイラスト製作(大日本住友製薬など)を手がけ、2009年より現職(北海道文教大学人間科学部看護学科教授)にある。

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演題:ダンス・セラピーで輝く命を感じましょう!!

<講師> 作業療法学科 渡辺 明日香

<日時> 9/7(水)13:00~14:30

<会場> レクリエーション室

<定員> 25名

ダンスと言っても、綺麗に踊らなければならないわけではありません。
 呼吸に注意を向けて穏やかに動くうちに、自然に動いてしまうからだやこころを体験していただきます。心身が爽やかにリフレッシュして、まわりの人と関わりたくなり、またやってみたくなる。思わず力を出したくなる。男性も女性も年齢を問わず、無理なく動きたいだけ動けて、生命エネルギーの輝くひとときを体感し合っていただきたいと思います。どんな動きも楽しんでしまいましょう!!
 体を締め付けない動きやすい服装でご参加ください。スカートは避けた方が良いです。汗をかくかも知れません。汗拭きタオルのほか、必要な方は着替えもご持参ください。水分補給の準備もお願いします。

渡辺 明日香

渡辺 明日香

 ダンス・セラピーやボディ・ワークの実践指導と研究を20年以上続けています。地域に暮らす中高年の皆さん、学生、障害をもつ児・者とそのお母さんや保育士さん、精神科の患者さん、介護老人保健施設デイケアを利用する高齢者の方々を対象に「リラックスしてあるがままに生き生きと生活できる身心づくり」を目標に活動して来ました。障害のある人もない人も生き生きと関わり合い生活できる地域づくりにも貢献して行きたいです。作業療法学科 教授。北海道大学大学院教育学研究科健康スポーツ科学講座博士後期課程修了、 博士(教育学)。作業療法士。日本ダンス・セラピー協会認定ダンスセラピスト・理事。

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演題:生活習慣病と介護予防

<講師> 理学療法学科 村岡 卓哉(むらおか たくや)

<日時> 9/8(木)10:40~12:10

<会場> 大講堂

<定員> 100名

要介護になるのは、転倒による骨折や脳卒中による麻痺など、運動器の障害が原因と思われがちですが、実際は、心不全や心筋梗塞などの心疾患、慢性呼吸不全などの呼吸器疾患によるものが運動器の障害より多いのが現実です。また運動器の障害にいたる原因としても、内臓疾患による体力低下や血管の老化があげられます。これらには、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が大きくかかわっています。本講座では、生活習慣病に対する運動の効果をお話しし、元気に長生きする生活習慣を考えて行きたいと思います。

村岡 卓哉(むらおか たくや)

村岡 卓哉(むらおか たくや)

北海道文教大学人間科学部理学療法学科 准教授
北海道大学文学部西洋史学科卒業後、畑違いの札幌医科大学衛生短期大学部にて理学療法士資格取得。北海道循環器病院に勤務して急性期から回復期、維持期の心臓リハビリテーションに従事。同法人の介護老人保健施設、訪問リハビリテーションを立ち上げる。
2010年より北海道文教大学勤務。
日本心臓リハビリテーション学会評議員、北海道リハビリテーション学会評議員、北海道内部障害リハビリテーション研究会会長。

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演題:ストレス対処法としての呼吸法

<講師> 看護学科 佐藤 登代子

<日時> 9/8(木)10:40~12:10

<会場> 631教室

<定員> 100名

私たちが生きていく上で、この現代のストレスに満ちた社会をうまく乗り越えていかなくてはなりません。心の健康を維持し、増進するための方法の一つに呼吸法があります。
呼吸法とは、日常、無意識的に行なわれる呼吸ではなく、意識的に行なう呼吸で、不安、抑うつ、苛立ち、頭痛、疲労を緩和させる効用があります。当日は、呼吸法の実技も行います。

佐藤 登代子

佐藤 登代子

精神看護学領域 教授
北海道北見赤十字高等看護学院卒、東洋大学Ⅱ部社会学部社会学科卒、東洋大学大学院社会研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。北見赤十字病院、東京都立世田谷リハビリテーションセンター(精神科)、東京都立中部総合精神保健福祉センターを経て教員となり、平成24年度より現職。研究分野は「精神障害者の回復プログラムとしての当事者研究」「アルコール依存症者の語りー女性とアルコール」「太極拳が心身に及ぼす影響」ほか。 
健康太極拳を14年ほど続けながら、呼吸法をも探求している。

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演題:認知症になったらどうしよう・・

<講師> 作業療法学科 池田 官司(いけだ ひろし)

<日時> 9/8(木)13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

自分が認知症になったらどうしよう、ならないためにどうしたらいのだろう、という不安。また、家族が認知症になったらどうしよう、どうなってしまうのだろうという恐れ。誰もがいつでも認知症になっておかしくありません。自分が、あるいは家族や友人が認知症と診断されるのは、とてもつらいことでしょう。でも、むやみに恐れることもありません。どのような病気なのか、きちんと知りましょう。そして、少しでも穏やかに、少しでも楽に、幸せに過ごしていくためには、どうするのがよいのか。考えてみたいと思います。

池田 官司(いけだ ひろし)

池田 官司(いけだ ひろし)

北海道文教大学人間科学部作業療法学科 教授
1985年札幌医科大学医学部卒。1989年同大学大学院医学研究科博士課程修了。精神科医としての臨床経験を積みながら、主に精神薬理学の研究にも従事。1993年から米国コロラド大学医学部薬理学教室に留学。1999年より札幌医科大学医学部神経精神医学講座講師。2001年より札幌医科大学附属病院神経精神科病棟医長。2003年より札幌医科大学附属病院GID(性同一性障害)クリニック神経精神科担当。2007年より現職。

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演題:認知症予防と作業療法

<講師> 作業療法学科 奥村 宣久

<日時> 9/9(金) 13:00~14:30

<会場> 大講堂

<定員> 100名

病気が治っても後遺症が残ったり、すっかり病気が治らず、いろいろな生活上の困りごとが出てくることがあります。そういった困り事(障害)を少なくする方法が、作業療法や理学療法といったリハビリテーションです。リハビリテーションの実践で得られた知恵を使って、多くの病気を予防する試みがなされています。その中でも認知症予防はもっとも注目されている分野です。残念ながらその決定打、切り札はまだありませんが、チャレンジするだけの価値がある方法がいろいろ提唱されています。今回は特に歩行や運動に着目した方法を紹介し、実際に体験もしていただこうと思っています。

奥村 宣久

奥村 宣久

北海道文教大学人間科学部作業療法学科 准教授
1987年北海道大学医療技術短期大学部作業療法学科卒。札幌医科大学大学大学院保健医療学研究科博士課程満期中退。北海道厚生連倶知安厚生病院、北海道立精神保健福祉センター等で勤務し、主に障がい者の就労支援や認知症予防活動の実践とその研究を行っている。2008年より現職。日本作業療法士協会,北海道作業療法士会(元副会長,第38回学術集会大会長),日本老年精神医学会,日本臨床バイオメカニクス学会,日本社会精神医学会,日本集団精神療法学会,北海道集団精神療法研究会,北海道公衆衛生学会(評議員),アルコール保健医療と地域ネットワーク研究会(幹事),SST普及協会(北海道支部監事),

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