北海道文教大学

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留学体験談

吉林財経大学

留学期間:2017年8月~2018年7月
国際言語学科 宮林 翔太

私は2017年8月から2018年7月までの約1年間、中国吉林省長春市にある吉林財経大学に交換留学生として留学しました。大学入学前は「你好」と「再见」以外の中国語を知りませんでした。また、大学入学当初は留学については一切考えておらず、何となく中国語を履修しました。そして、2年生の前期「中国語を学習しながら、中国人学生と一緒に英語を学ぶのも悪くないかもしれない」と考え、中国へ留学することを決めました。

宮林さん①

まずは学習面について振り返ります。前期(2017年8月から2018年1月)は韓国人やロシア人の留学生などと共に中国語を学習し、後期(2018年3月から2018年7月)は中国人学生と共に英語を学習しました。英語を学習するといっても、当然中国人学生とは中国語でコミュニケーションをとる必要があります。科目によっては、学習内容は英語、しかしながら先生の説明は中国語で行われたため、講義内容を完全に理解することは容易ではありませんでした。しかし、中国人学生と共に学習することで、中国の文化・考え方などを直接理解することができました。

次に、生活面についてです。留学前に最も不安だったことは食事です。何をするにしても健康であることが不可欠です。そのため、中国の食事が体にあうかとても心配でした。基本的には大学周辺の飲食店で昼食・夕食をとりました。そして、天気の悪いときはデリバリーサービスを利用しました。幸い薬を必要とするような腹痛に襲われるようなことや風邪をひくことは一度もありませんでした。実際に生活する中で最も便利だと感じたことは、微信支付 (WeChat Payment)や支付宝 (Alipay)を使って決済を行えるということです。大型スーパーやファストフードは勿論、小さな商店や路上販売、屋台などでも電子決済が行えるのです。また、一部の飲食店では注文から支払いまでをアプリを用いて行うことができます。その一方で、当然不便だと感じたこともいくつかありました。しかし、それらは留学するにあたって大きな支障となるようことではありませんでした。週末はバスや地下鉄に乗り、長春市内の公園を散策、更には博物館の見学などをしました。そして3連休や長期休みなどには電車・新幹線を利用し、北京や瀋陽、天津、大連など中国国内を観光しました。
 留学前は「中国の大学で英語を学ぶ」ということへの迷いがありました。しかしこの1年間を通して、テキストで勉強するだけは決して分からないことや中国事情などを学ぶことができました。大学の講義で中国語を学ぶことがなくなっても、中国での留学経験を活かしていきたいと考えています。
 留学に必要なもの「勇気と度胸」
 留学时需要的东西 “勇气和胆量”
 Things necessary to study abroad;“Courage and Bravery”

宮林さん②

宮林さん③

吉林財経大学

留学期間:2017年8月~2018年8月
国際言語学科 五十嵐 慎平

私は中国の吉林財経大学に約一年間留学しました。わずか一年間の中国留学でしたが、とても多くのものを得ることができました。この一年間の留学を通して体験したこと、感じたことをありのままに伝えたいと思います。

五十嵐さん①

留学が始まったばかりの頃は、とにかく不安でした。他の国からの留学生はとても流暢に中国語を話す中、私も必死で彼らと中国語を使って会話をしようと試みましたが、なかなか言葉が出ず、自分から話しかけることができませんでした。そんな時、文法の間違いなど気にせず積極的に中国語を伝えようするとても明るい一人の韓国人と出会いました。

その姿を見て、間違えることを恐れて受け身になっていた自分をとても情けなく思いました。その出会いをきっかけに、私は積極的に他の留学生と話すようにし、外に出て多くの中国人学生とコミュニケーションをとるようにしました。すると自然にたくさんの友達ができて、彼らと食事や旅行に行くようになりました。最初の頃に感じた不安はいつの間にか消えていて、日本に帰りたくないとさえ思うようになりました。
 授業では、韓国人、ロシア人の留学生たちと一緒に中国語を勉強しました。もちろん先生は全て中国語で授業をするので、最初は授業についていくのにとても苦労しました。先生の話していることが全くわからないまま90分間の授業が終わってしまうことがほとんどで、授業後はクラスメートに復習内容や宿題を教えてもらっていました。中国語の授業以外にも、他の留学生と一緒に中国人学生が受ける授業に参加することもたくさんあり、そこで多くの中国人と友達になることができました。日本語学科の人たちと日本語の授業にも参加し、彼らと日本語と中国語を使って会話をしました。
 授業の数は比較的少なく、授業時間以外は友達と遊びに行くか、図書館で勉強していました。前期の頃は、授業後に図書館で勉強することが多かったのですが、中国の人や他の留学生はとてもフレンドリーで、暇さえあれば遊びに誘ってくれました。特に後期からは授業にも余裕ができ、ほとんど外出していました。家の外には自分の知らない世界がたくさんあって、とても刺激の多い留学生活でした。

今回は中国語を話せるようになることを目的とした中国留学でした。確かにこの留学では中国語力の向上と中国文化の理解をとても深めることができましたが、何より私が得た最も価値があるものは、たくさんの国の人たちと友達になれたことだと思います。これから日本でも中国の人たちと触れ合う機会はたくさんあるので、この留学の経験を活かして、積極的に交流し、より中国語のスキルを伸ばして、自分自身も成長もできればと思います。
 中国で出会ったすべての人にとても感謝しています。

五十嵐さん②

吉林財経大学

留学期間:2016年3月~2017年1月
国際言語学科 金澤 友理

私は、外国語学部国際言語学科で中国語を専攻しています。北海道文教大学での中国語の講義を受ける中で吉林財経大学での交換留学ができる事を知りました。私が留学を決意した理由としては、主に二つあります。まず一つ目に現地の中国人と日常的なコミュニケーションを取ることができるため正しい発音を自然と学ぶことができるのではないかと考えたからです。二つ目に、実際に中国に渡り生活を行う中で日本との文化の違いを感じてみたかったからです。

金澤さん①

実際に留学を行うにあたり、講義はついていけるのか、留学先に日本人はいるか、現地の中国人や他国の留学生と交流し、友達ができるか等期待と不安がありました。留学を開始した3月当初は同じ学校に日本人の留学生が一人もおらず、留学が始まった一か月は緊張の毎日でした。

日本の講義では先生が中国語についてくわしく日本語を使って解説してくれますが、中国の講義ではすべてが中国語での解説となるため、話すスピードや内容理解など講義についていくには自身で予習や復習をしなければならず、とても苦労しました。しかし、先生の熱心な指導や他国の留学生、現地の学生との交流により、だんだん耳が慣れ、少しずつですが話すスピードや言葉の意味を理解することができるようになりました。いつの間にか、緊張の毎日から楽しい充実した毎日に変わりました。
 中国の生活に慣れたころ、自分の課題が見えてきました。それは、「中国語を使ってもっとコミュニケーションをとる。」ということです。私は中国に行ったばかりの時、言葉を間違えることは恥ずかしい事だと思っていたため、現地の中国人と積極的にコミュニケーションを取ることができませんでした。また中国語も流暢に話すことができないため自信をもって話すことができませんでした。しかし、言い間違いを恐れず毎日積極的にコミュニケーションしようとチャレンジすることで、もっと中国語のコミュニケーションの語彙力の向上になると考え、意識して生活しました。そうして、沢山の人と会話することにより、友達と交流する機会も増えました。

今回の留学を通して、中国で語学を学ぶ楽しさ、物事に対する考え方、自分の甘さを改めて考え直すことができました。また、実際に中国の文化に触れたことで、もっと中国が好きになりました。私は韓国人の留学生と一緒に中国内を旅行する機会があったのですが、そこで目にした景色や歴史ある建造物は日本にはない造形、色づかいでとても魅力的でした。今後、大学での講義や家での自習を通して、学力、語彙力の向上ができるように努めていきたいです。

そして、私の一番の収穫として、将来は留学で学んだことを生かすことのできる旅行会社で働きたいという明確な目標ができました。今年の3月から始まる就職活動に備えて準備していきたいと思います。今回の留学でたくさんの困難に出会いましたが、その中で先生や友達に支えられ、不自由なく生活できました。先生や現地の中国の学生、他国の留学生にとても感謝しています。

金澤さん②

金澤さん③

吉林財経大学

留学期間:2016年3月~2017年1月
国際言語学科 口野 流星

大家好。(こんにちは)私はこの度、吉林財経大学へ留学を終えた国際言語学科のものです。私は平成28年3月から平成29年1月にかけて約10か月間、中国の吉林省の吉林財経大学で中国語を勉強してきました。平成29年1月19日に帰国し、帰国前に仲良くなった中国の友達と約一週間、北京を始め、友達の故郷である無錫へ訪れ、旅行もして来ました。

無錫での風景
【無錫での風景】

さて、この度私が滞在した吉林省は、中国の東北地方に位置し、首都北京からは、寝台列車にのって約10時間で着くところにあります。また、昔、戦時中日本軍が侵入して来た地でもあり、日本との歴史が深い地でもあります。気候に関して言えば、夏は非常に暑く、冬はマイナス20数度に至るほどです。

また、この地では主に东北话(東北方言)が話されます。しかし、実際には普通话(標準語)と大した差はなく、中国の人にとっては少し滑稽に聞こえるそうです。
 ところで、私は吉林省で約10か月間、中国語を勉強してきたわけですが、中国語の勉強に関しては本当に初心者でした。留学へのきっかけは大学1年の後期に、掲示板で中国留学の案内を見かけたことです。私は当時中国語を主言語にしていたので、これはいいチャンスだと思い、すぐに中国に留学することに決めました。
 こうして平成28年3月4日、中国へ旅立ったのですが、長春行き(吉林省の省都)の飛行機で、早速思わぬカルチャーショックを受けました。なんと、私が飛行機に無事搭乗し、自分の席を探して座ろうと思いきや、席をとられていたのです。このようなことは日本ではあまり考えられませんよね。実は私が経験したカルチャーショックはこのほかにも沢山あります。
 とは言うものの、中国の方々は仲良くなれば本当に親切にしてくれます。実際に私は、中国にいたとき、食堂の紅茶屋さんのおばあちゃんと仲良くなって、会話の練習も兼ねてよく一緒にお話しをしていました。そして、パン屋さんのおばあちゃんからはよく一個パンを買うごとにただで牛乳やお菓子をもらったりもしていました。

学習面についてですが、私は中国に到着して、クラス別テストを受けたあと、中級クラスからのスタートになりました。クラスメートには韓国人とロシア人がいました。授業内容は主に読解、作文、会話、リスニングの4つです。中国語自体の授業数は決して多くはなかったので、授業が終わったあとはよく図書館にいって自習していました。また、後期になって、高級クラスに入り、中国語が少し慣れてきたころにはドラマを見て勉強したり、中国人の友達と頻繁に出かけて会話の実力を試してみたりもしていました。

今後の勉学計画としては、留学で培った中国語力を劣らせないためにも、来学期からは積極的に中国の留学生と交流する予定です。また、各中国語検定にも挑戦してみたいと思っています。他にもまだまだ沢山書きたいことがあるのですが、書ききれないので簡単に紹介してみました。中国に興味のある学生さん、ぜひあなたも留学に挑戦して体感してみてはいかがでしょうか。

韓国の留学生たちと♪
【韓国の留学生たちと♪】

吉林財経大学

留学期間:2015年3月~2016年7月
国際言語学科 渡部 華子

私は、2015年3月〜2016年7月まで、北海道文教大学の交換留学生として中国語への理解を深めるため、吉林財経大学にて勉強しました。

1.学習面
授業中は、1番目に発表することを心がけ、また、予習や復習にも力を入れて、教科書の朗読をするようにしました。
 中国人といるときは日本語を話さず、友達とのメッセージのやり取りの時やご飯を渡部さんa 食べに行った時でのわからない単語を記録して毎日反復して覚え、カラオケに行った時は、友達が歌う中国語の歌を覚え、中国に浸る毎日を過ごしました。
 留学前の授業中にやった漢語水平考試HSK4級では、6割以上取れていましたが、今はHSK5級249点(300点満点)という結果を出せました。HSK6級で高得点を取得するだけが目標であれば、1年半の留学でも十分ですが、私が留学に求めたものは、中国でしか手に入らないものを手に入れることでした。 日本の映画や芸能人名前を中国語で言われたときに、それにすぐに反応できることで、コミュニケーションが円滑になります。また、流行語や口語、方言など中国には、日本にいてなかなか耳に入ってこない情報が満載です。
 こういった、テストだけでは測ることのできないものを手に入れることこそが、現地に行って勉強する際の最高のメリットだと思います。
2. 生活面
日本では、中国や中国人への印象はあまりよくありません。テレビや新聞、インターネットなどで知る彼らは、私のことを受け入れてくれるか、さらに、私のいた長春という街は、戦時中日本の支配下にあった場所だったので心配でした。しかし、それも中国に着くと同時に、その心配は消えました。 中国に着いてまもなく、私は生活用品を買いに行く必要があり、それを日本語学科の中国人の友達が手伝ってくれました。私一人では抱えきれないほどの荷物を5人で両手に持ち、長い道のりを一緒に歩いてくれたことは絶対に忘れません。
 普段の生活において、彼らは情熱があり、外の者を歓迎してくれる器の広さがあります。
 隣国と海で阻まれる島国であり、少数民族が中国に比べ少ない日本において、このような性格を持つ人は少ないので、とても新鮮で、また彼らの性格を学ぶべきとも思いました。
3. 心理面
留学中は、勉強は友達と交流するだけでなく、さまざまな活動に参加しました。特に思い出に残っているのは、地元の中学生と留学生で吉林省の都市を劇によって紹介する「漢語橋」です。 中学生の生の中国語を通して自分の中国語のレベルの低さを痛感しました。しかし、自分のその時点でできる最大限の努力をし、中国の踊りを踊りました。できないことは、誰にでもありますが、そこでどう動いていくかで、周りからの評価は変わり、努力すれば、より良い方向に向かいます。 以前の自分は、悪いことがあれば、それを気にしてしまうタイプだったのですが、今はそうせず、できるものを探して実行すれば、前に進めると考え行動できるようになりました。この成長は大きな収穫だと思います。
4.おわりに
最後に、中国の友達、先生方、留学生、北海道文教大学の先生方に感謝したいと思います。

渡部さんb